一葉一環 (2019)

自然の中には、しばしば、規則性を持った理想的な秩序が存在していると言われている。
私の制作は、自然というカオスの中から、理想的な秩序へ形態を整える。
公園に植えられた葉っぱの形をチョイスし、それを真鍮の板へ置き換え、螺旋を描く幾何学へと順序を並べ鑞付けで形成した。
人工の素材でコピーして作られた人工的な幾何学によって整えられつつも、鑞付けの熱によって真鍮の葉は歪み、個性や色を持ったそれぞれ違った
形の葉として生まれ変わり、劣化した金属の表情は、自然に寄り添った人工の姿となる。
素材:真鍮、陶
サイズ:直径70cm前後
展示:トロールの森2019 善福寺公園(荻窪)